サービス内容

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ウレタン断熱についての基礎知識

断熱材の種類

断熱素材には「グラスウール」「ロックウール」「セルロースファイバー」等の繊維系断熱材、「硬質ウレタンフォーム」「発泡ウレタンフォーム」等の発泡プラスチック系断熱材等があります。
その中でも施工現場での発泡吹付けができ、複雑な構造物や個所に対しても隙間・継ぎ目のない断熱が可能という理由から弊社では硬質ウレタンフォームでの断熱施工を行っています。

繊維系断熱材の画像
繊維系断熱材
発泡プラスチック系断熱材の画像
発泡プラスチック系断熱材

硬質ウレタンフォームの特性

硬質ウレタンフォームには、ボード状と現場発泡の2種類があります。
共に熱伝導率の低さに優れた断熱性をもつ素材ですが、求められる施工現場の状況で必要とされる種類が変わってきます。
断熱が必要な場所に水分や湿気が発生しやすいか、施工場所の形状が複雑な形か、定型化された場所か、など用途に応じた資材を使うことが求められます。

ボード状の画像

ボード状

ボード状の断熱材の特徴として、湿気に強いことと揺れや変形で割れが起こりにくいことがあげられます、比較的施工が容易で、コストが抑えられることもメリットととなります。

現場発泡の画像

現場発泡

現場にて機械を使い、壁の内側にウレタンフォームを吹き付けて発泡させる方法です。
発泡する際に、何倍にも膨れることで小さな隙間にも断熱素材が入り込み高い気密性能が得られます。様々な形状に対応できるので断熱する相手を選ばないのが特徴です。

施工の様子

吹付け作業01
吹付け作業02
ウレタン発泡の様子

九州総合ウレタンの施工の特徴

九州総合ウレタンでは、お客様第一主義、現場第一主義を掲げて、主に現場発泡のウレタンフォームによる吹付け断熱施工を行っています。しかし、ウレタン発泡による断熱だけがすべてではなく、プレハブパネル断熱やボードを使った板断熱など様々な角度からお客様それぞれの状態に合わせた断熱工法を考え、最適な方法で実現していきます。それを支えるのが多数在籍する豊富な経験を持つベテランの職人たちで、この職人たちが弊社の一番の強みです。特に業務用の冷蔵冷凍庫の吹付け断熱には豊富な経験とノウハウを持っており、熟練の職人が高い断熱性を持った施工を行うことができます。

施工の特徴の画像

耐火被覆工事・防湿工事

耐火被覆工事の必要性

硬質ウレタンフォームは有機質系断熱材ですので、状況によって着火・引火・延焼を防止する為に無機質系の燃えない素材で耐火被覆を行うことが必要となります。
現在、新築の場合は建築申請をする場合に耐火被覆は必ず必要となっております。また新築以外でも、施工場所の火災が起こり得る場所でウレタン施工を行う際は無機質系吹付仕上塗材で被覆することで火災延焼を抑える効果を発揮しています。

耐火被覆工事の種類

吹付け工法

現場で耐火材を直接吹付ける工法です。複雑な構造の形状にも対応することができ、継ぎ目や隙間のない表面の施工が可能です。材料を均一に下地に吹付ける工法で施工の形状を問いません。

コテ塗り工法

コテ塗りは、仕上りが美しく人の目につく場所の施工に適しています。ショールームや百貨店の階段の剥き出しの梁等を施工する場合にも適しています。

九州総合ウレタンの耐火被覆工事

耐火被覆工事の画像1
耐火被覆工事の画像2

九州総合ウレタンでは主に吹付け工法での耐火工事を行っています。メリットとして不燃性もさることながら発泡吹付けを行った表面の仕上がりの奇麗さ、ウレタン施工を行った際の表面の劣化を防ぐ役割も兼ねています。

防湿工事の目的

防湿工事には、主に住宅などに用いられる防湿シートによるものと冷蔵冷凍庫などのより気密性が要求される場所に用いられる防湿コートによるものに分けられます。
防湿シートによる住宅の防湿工事は、主に柱や床下などのカビなどによる腐食を抑えるために行われます。防湿コートによる冷蔵冷凍庫の防湿は、主に外気からの影響を遮断し、内部の冷気を外に逃がさないようにすることが目的です。

ウレタン断熱だけでなく、断熱材は湿気が弱点です。
ウレタン断熱はその施工方法によっては半永久的に、その性能を持続させる事ができます。しかし、湿気に弱くその性能を落とさない為にも防湿工事が必要となります。

防湿工事の画像
防水シートウレタン吹付け防湿コート

戸建・住宅用断熱

住宅の断熱の必要性

九州総合ウレタンでは住宅用の断熱も扱っております。新築住宅では、高気密・高断熱はあたりまえの時代ですが、断熱にも様々な種類があります。
施工後見えなくなる為、材料や施工のコストを削りやすい箇所でもあります。 不十分な断熱だと冷暖房効率が悪くなるだけでなく、内部結露で建物が傷みやすくなるなどの弊害も起こります。 長期的に考えるととても安心して使用することが可能なのがウレタン吹き付け断熱です。 断熱とは室内と室外の熱の影響を遮断して外気温を室内に影響させにくくすることです。ウレタン断熱素材を隙間なく施工し気密性を保つことで「夏涼しく、冬暖かい」1年中快適な住空間の実現をサポートします。

高品質の基準も満たします

長期優良住宅仕様で最も困難だとされる省エネルギー基準をクリアした品質をもつ「ファースの家」の充填断熱の部分を九州総合ウレタンでは代理店として扱わせて頂いています。
高い品質を要求される基準も満たすことができる、ウレタン吹き付け断熱だからこそ快適な住まいづくりのお役にたてて頂くことが弊社の使命だと考えます。

部分断熱で必要な場所だけ賢く断熱

夏、冷房をつけているのに部屋が蒸し暑く感じることはありませんか?
逆に冬、暖房をつけていてもなかなか部屋が暖まらないことはありませんか?
熱は温度の高い方から低い方へと移動します。冷房で室内を冷やすと、屋外から熱が伝わり、部屋の温度が下がりにくくなります。冬は室内の熱が外へ逃げていき、部屋の温度が下がってしまうのです。
断熱材は熱を通しにくく、この断熱材を壁の中や床などに入れることで、熱の移動を妨げる効果を発揮します。冷暖房の効率がよくなるので、省エネにつながり、光熱費の節約に貢献します。また、結露を抑えるので、カビやシロアリから家を守ってくれます。九州総合ウレタン株式会社の部分断熱なら、床や屋根など必要な部分だけ断熱リフォームを行うことができます。
普段使わない部屋はそのままで、居間や台所などのいつもいる場所、脱衣所や浴室などの冷えやすく湿気のこもる場所というように、必要な箇所だけ施工することで、予算を抑えつつ快適な住空間を実現します。また、壁や床を壊すことなく施工できるので、住んだままでのリフォームが可能です。夏涼しく、冬暖かい。そんな住みやすい家に変えてみませんか?

断熱の画像

部分断熱の種類

床断熱

床は人が直に触れるもの。そのため、体感温度に影響しやすい部位です。
床下は風窓を通して夏は熱気が、冬は冷気が侵入します。室内との温度差によって結露も生じやすくなり、木材の腐敗やカビの発生、シロアリ被害にもつながってしまいます。
床断熱はこれらの問題を解決し、快適で長持ちする住まいへと変えてくれます。

床断熱 施工前
施工前

夏場は室外の熱気が床下に侵入し、室内へ熱を伝えます。
室内で冷房を使用すると、床下との温度差によって結露が生じ、カビや腐敗によって木材の耐久性を大きく損なうことになってしまいます。
※冬場は熱気と冷気が逆になりますが、同じことが起こります。

床断熱 施工後
施工後

床断熱によって外気の侵入がなくなり、冷房効率が上がります。
湿気がこもることもなくなり、結露やカビの心配がなくなります。また、シロアリは湿気を好むため、シロアリの被害も防ぐことができます。

壁断熱

室内でもっとも広い面積を占める壁。この壁を断熱リフォームすることで、住宅の断熱性は大きく向上します。
九州総合ウレタン株式会社の技術なら、壁を壊すことなく施工できるので、住んだまま断熱リフォームが可能です。
冷暖房の効率が上がり、壁内結露を防止します。また防音効果もあり、外部からの騒音や内部からの音漏れなどを抑えることができます。

壁断熱 施工前
施工前

壁内が断熱処理されていないと、室外の温度がほぼそのまま室内へ伝わり、冷暖房効率が下がります。
また、湿気がたまり、温度差によって結露が生じてカビや腐敗の原因となります。

壁断熱 施工後
施工後

壁断熱によって熱が遮断され、夏は外の熱を通さず、冬は中の熱を逃がしません。
結露もなくなるので、カビや腐敗の防止にもつながり、家の耐久力を保ちます。

天井断熱

夏場、二階がとても暑くなることはありませんか?
夏の熱い日差しによって屋根裏の温度はおよそ60℃~70℃ほどにまで上昇します。この熱によって室内の温度は上がり、冷房の効率は大きく下がってしまうのです。
そこで天井裏や屋根裏に発泡ウレタンを吹き付けて断熱処理をしてやることで、太陽熱の伝道を妨げ、室内の温度上昇を抑えることができるのです。夏場の高温に効果的な天井断熱ですが、冬も屋根から逃げていく熱を室内に留めるため、暖房効率を上げることができます。
夏は涼しく、冬は暖かく。天井断熱で住みやすい家に生まれ変わります。

天井断熱 施工前
施工前

屋根は太陽からの熱を最も受けやすいため、夏は非常に高温になります。この熱で屋根裏や2階も高温になり、家の中全体の温度が上がってしまいます。
また、冬は冷気に触れるため室内の熱が逃げていきます。

天井断熱 施工後
施工後

天井断熱が施されると、天井裏・屋根裏との熱の移動が妨げられるので、太陽の熱が屋内へ伝わりにくくなります。
天井裏の高温化が避けられ、冷房効率がアップします。
冬は熱の放射がなくなり、室内の熱を逃しません。